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大手企業から個人ブログまで競合がひしめく中で「どこなら勝てるか。どこを捨てるか」を考えるのがSEOでの戦略には必要です。

　

3C分析をベースに自社の強みの言語化を行い、その上で対象ユーザーが「何を求めているのか」そのインサイト獲得ができれば勝率は各段に上がります。

自社の強みの言語化

SEOに限った話ではありませんが、まずは自社分析が必要です。特に顧客から見られている視点が意外な発見を生むこともがあります。

• 　企業理念/これからのビジョン
• 　事業そのもの・扱う製品の現状（売上・シェア率・戦略・戦術）
• 　感じている課題
• 　自社の特徴・強み・弱み
• 　顧客のペルソナ

自社の顧客は誰なのか。何を求めていて、どんな部分に満足しているのか。リピートする理由は何なのか。そこに検索上位表示のヒントが必ずあります。

市場(キーワード)調査

次にキーワード調査を行います。顧客が持つニーズには、ある程度把握できているもの(健在ニーズ)から、まだ気づけていないもの(潜在ニーズ)まで様々。検索キーワードは宝の山となる可能性もあります。

• 　そもそも勝てるキーワードか(競合優位性を含めて上位表示の勝率が見込めるか)
• 　ニーズはどの程度存在するか
• 　狙いにいくことでどれほどのメリットが得られそうか
• 　失敗した時のデメリットは？

といった要素を数値と感覚をミックスさせながら考え、狙いに行くキーワードを選びます。

競合調査

市場調査と被る部分もありますが、狙うキーワードでの競合がどういった相手なのかは事前に調べる必要があります。

自社が世の中に発信したい情報がWEB上にはどの程度既に存在しているのか、現在以上の付加価値の高い情報を掲示することは可能か、ここで調査します。

現時点でどんなWEBサイトが上位に表示されているのかを見てみることから始め、自社が食い込む余地があるかどうかを検討してみましょう。

※あまりにも競合の強すぎるキーワードを狙わない意思決定も大切ですし、倫理的・道徳的にNGなキーワードなどは狙うべきではありません。